2020年の大河ドラマ「麒麟が来る」!
主演の長谷川博己さんが明智光秀を好演していますね。
実は歴女の端くれの私。
待ってました戦国時代!
大河はやっぱり戦国時代が一番面白いと思います。
毎週楽しみに見ていますよ~。
ところでタイトルにもなっている「麒麟」とは何のことを差しているのでしょうか?
今回は「麒麟」が明智光秀とどのような関係があるのか考察してみます。
調べてみると意外と奥が深かったんです!
もくじ
ドラマ内で語られる「麒麟」とは何なのか
「麒麟」とは中国が由来の想像上の伝説の生き物です。
性格はとても穏やかで殺生を好みません。
小さな虫すら踏まないのだとか。
時の権力者が善政を行ったときに現れると言われています。
善政とは平和な世の中づくりといった感じでしょうか。
姿は、地域によって多少異なるそうです。
- 顔は龍
- 尻尾は牛
- 足は馬
- 全身に鱗
- 体毛は黄色
- 背中の毛は五色
- 体長は5mぐらい
- 角は1~3本。無いというところも
珍しいものいろいろ詰め合わせた感じですね。
麒麟については「伝説の生き物なんだろうな」ぐらいしか認識がなく、平和の象徴とは知りませんでした!
おなじみキリンビールのラベルもこの麒麟に近いですね。
キリンビールのロゴマークにはカタカナで「キリン」の文字が入っている。 pic.twitter.com/ig0HdyHEuK
— チョッパーが教える豆知識講座♡ (@zatugakukobutu) March 2, 2020
麒麟がくるの意味とは?
では「麒麟」の意味を知った上で「麒麟がくる」というタイトルについて考えてみます。
「麒麟」=平和の象徴ですので、「戦国時代が終わり、平和な世の中がやってくる」と解釈できそうです。
現に、第1話でタイトルの意味が登場人物のセリフによって解説されたようです。
麒麟がくるってタイトル意味わからんなんやねんって思ってたんだけど、麒麟=平和。で、平和という言葉、定義が全くない時代だったんだよということを勝手に受け取った大河1話目でした…。今年の大河はいいぞ。(当社比)#麒麟がくる
— nico (@nico552587) January 19, 2020
第1話でもうタイトルの意味に触れるのってすごく珍しい演出だなと思いました。
(普通は最終話あたりなんじゃないかと思います)
戦乱や飢餓に苦しみから救われる、皆が望む時代になった=麒麟がきたというと。
今はそれを待ち望んでいる状態ということですね。
「麒麟」の意味を知った上で改めてタイトルを見てみると、なかなか奥深いです。
また、優秀な子どものことを「麒麟児」とも言いますが、今回はそういう意味では使われてはいなそうですね。
明智光秀と麒麟の関係を考察
ではなぜ今回の大河ドラマは、明智光秀と聖獣麒麟を結びつけたのでしょうか?
そして今後どのように光秀と麒麟が関係してくるのか考察してみました。
明智光秀が麒麟を連れてくる者なのか?
平和の世の中の象徴「麒麟」は、光秀自身がが連れてくるということなのでしょうか?
ですがタイトルに明智光秀が麒麟を連れてくるとは書かれていませんよね。
ということは、別の人の可能性も大いにあるということです。
歴史上、光秀が天下を取ったのは三日天下と言われるほど短い期間です。
そんな光秀が麒麟を連れてこられる(平和な世の中をつくれる)わけがなく…。
今のところ、誰が麒麟を連れてくるのかはドラマ内でも語られてません。
麒麟(平和な世の中)をいつ、誰が連れてくるのか光秀が模索する…というストーリーになる予感濃厚です。
麒麟を受け入れなかったから信長を討ったのか?
今回の大河ドラマでは、光秀が本能寺の変を起こした理由につてどのように描かれるのでしょうか。
織田信長がうつけ者(中身のない人)と呼ばれた原因は、普段のだらしなさ。道三は、帰蝶の嫁入りの際、信長が本当にうつけ者ならこれで刺せと短剣を持たせたとか。
ひとつ違えば、おぼっちゃまDQNが嫁に刺されてENDかと思うと、成功して本能寺の変ENDは割と映えな終わり方なのかもしれない。#麒麟がくる pic.twitter.com/twEm5gKquJ— たまつき@テレビっ子(大人) (@kyoukara6090) March 1, 2020
光秀は、信長を長年の恨みから謀反を起こしたとずっと言われてきました。(400年ぐらいの間!)
ですが近年の研究の結果そうではないかもしれないという説が有力になってきています。
織田信長が暴君になっていったので止めるために殺害した説や、家康に天下を取らせるために信長を討った説など多数あります。
後者の説は光秀と家康が親交があったことに由来するようです。
実際「麒麟がくる」でも光秀と幼少期の家康が絡むシーンがありました。
これが本能寺の変の伏線だとしたらすごく熱いですね…!
ということは、光秀は家康が麒麟を連れてくる人物と見込んだということでしょうか?
私自身、光秀は優秀で理性的な人物だと思うので、本能寺の変の理由が家康のためだったら納得できます。
だとすると、麒麟がくるためには主君すら裏切るという光秀の平和の世への思いは相当なものですね。
麒麟がくるの意味のみんなの予想
みんなはどんな予想をしているのでしょうか!?
ちょっと見てみましょう!
「麒麟がくる」の”麒麟”は故事だと「一日に千里も走るすばらしい馬」という意味で使われているそうで(瑞獣ということしか知らなかった)。
タイトルの「麒麟」が実は秀吉だったという可能性もありそうだなあ。— 夕月 日暮 (@YuudukiHigure) January 21, 2019
なるほど~。「麒麟」は秀吉説ですか!
(私は家康だと思いますが!)
含蓄と工夫の詰まったタイトルなので、読み解き方が色々あって面白い。麒麟=光秀はストレートに考えるとそうだけど、一般的(とは言い難い歴オタ)見識だと麒麟といえば、その花押から信長なんだよな。麒麟=信長だとすると、光秀大河で「麒麟が来る」というタイトルをつけた意図にすごくワクワクする
— 猫怖大夫牧野さん (@mknhrk) April 19, 2018
信長は「麟」の字の花押(サインのようなもの)を使っていたらしいですね。
ということは、麒麟=信長!?
ひとつ言えることは、今回の話の中では残念ながら麒麟は来ない。来たらいいのに、という意味のタイトルだろうけど。
あ、もっと殺伐とした事言っちゃうと、歴史上世界のどこにも麒麟は来た事がない。来る様子もない。
来たらいいのに。#麒麟がくる
— わたなべなおと (@naotomoca) January 19, 2020
光秀の時代も、現代も希望が見えないのが似てますよね…。
麒麟が来るってタイトルなので前に見たツイートみたいにやっぱり明智天海ルートで徳川の世になって最後に「麒麟が来た」っていって終わるのでは?
— 夜 (@yorunoxxx) February 18, 2020
「戦のない国を作れる人が麒麟をつれてくる」で、明智光秀は天下統一を果たす寸前の織田信長を本能寺で討っていて(つまり信長は麒麟を連れてくる人間ではない)、「麒麟が来る」というタイトルで、幼少期の徳川家康と明智光秀が出会ってるフィクションをつけてて、ときたら明智光秀生存からの天海?
— 中埜長治 (@borisbadenov85) February 13, 2020
秀吉に敗北した光秀が天海というお坊さんとなって家康の元に行ったと言う説もあるようです。
天海は家康の参謀として活躍した人物です。
このストーリーも面白そうですね~。
ですがそうすると江戸時代まで描かなくてはいけなくなり、47話でおさまるのか?という心配が出てきますね。
今回のまとめ
「麒麟がくる」で語られた「麒麟」とはどんなものか掴んでいただけたでしょうか?
今後どう展開していくのか楽しみですが、光秀の最期を知っているので見たいような見たくないような、ちょっと複雑です(笑)
光秀は自分が生きている間に麒麟を連れてくることはできないのかな…と思うと切なくてたまりません。
ドラマではどう描かれていくのでしょうか。
また、色彩鮮やかなことでも話題になっていますよね。
初めて見た時は「なんだかまぶしい…」とちょっと困惑気味な私でしたが、今ではすっかり慣れました。
着物すごく綺麗で良いですよね~。
これからどんどん盛り上がってくること間違いなし!
楽しみです。
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