最近ガスライティングという言葉をSNSで初めて知りました。
言葉にならない出来事が多くて。
私自身このような言葉は知らなかったのですが、世の中の悩みや自分が苦しい時のことを思い出すと、自然と「ガスライティング」されてたかも?なんて思うこともあります。
今回はガスライティングについていろいろまとめました。
ガスライティングとは
ターゲットにそれとは分からないような些細な事柄から徐々に確信に変わるような示唆や不快感を与えていき、最終的には自尊心や人格を否定するように仕向けていくような手口や計画のこと。
周りからは一見誰かが何かしているようには見えず、「一人で悩んでいた」「何があったの?」とターゲットが孤独に思い悩んだ末に自滅したように見えるところが巧妙である。
ガスライティングの加害者は何が目的?
私には理解できませんが、加害者がガスライティングをする目的は「ターゲットの破滅」です。
社会的な破滅、人間関係の破滅、文字通りの破滅・・。
さらにそれが周りからは被害者の自滅に見えるように周到に行われていくのです。
加害者にとっては被害者を追い詰めることが目的で、自分が手を下していることを分からないようにしてしている点がストーカーとは異なりますね。
一方で先ほど似てると言った「家庭内モラハラ」も家庭を一個人と見立てたら、よその家からは分からないように相手を追い詰める点はかなり似ていますね。
どちらにしても正気の沙汰とは思えません。
ガスライティングの具体的な手口はどんなもの?
ガスライティングの手口はとても巧妙で、最初は被害者も「ん?」としか思わないような違和感レベルのことから始まるそうです。
そこから徐々に大きな違和感や不快感を持つことを仕掛けていくようです。
PCの設定をいじる
周りの人から良くない話が耳に入れさせる
被害者の話を小さく否定し続ける(多人数でされているように思わせる)
時間や場所など嘘の情報を伝え、勘違いや聞き違いが悪いように思わせる
仕事の大事な書類や連絡を隠す
嫌われているような環境を仕立てる
ガスライティングの解決方法
ガスライティングの解決方法で最も大切なのは「他人にハッキリ認識してもらえるような証拠」だとされています。
被害を受けて精神的に疲弊している状態でそれをやらなければいけないのはかなりハードルが高いような気もしますが・・・。
だからこそ深刻になる前に加害者がこういう手口を使っていることを知ること、ガスライティングということがあるんだという情報を知るのはとても大切だと思いました。
解決には外部の力を借りることもできますが、いろいろあってどこを信用して良いか分からないのも困ります。
私が素人ながら調べたところによると、国が設立した機関である「法テラス」にまず相談するのが良いかと思います。
法テラスの相談は無料で行ってもらえるので、まずは問い合わせてみるのがいいでしょう。
法テラスは問題を解決するのではなくあくまで解決できる相談先の案内所の役割なのですが、被害を受けていて判断力が鈍っている時に変な相談窓口に騙されたりするよりは全然いいと思います。
今回のまとめ
ガスライティングは非常に怖いものでした。
卑劣極まりない手口で書いていても怒り心頭です。
でも情報を知っていることで気づけることも増えます。
芸能界だけでなく一般にも起こりえることだと思うので、違和感を持っている方はまず客観的に事実関係を整理するのが重要かと思います。
また周りの立場になることもあると思います。
人から何か訴えられた時に「え~私にもそれくらいあるよ」とは言わずに聞いてあげられる余裕を持ちたいなと思いました。
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