現在でも日韓関係の最も大きな火種になっている従軍慰安婦問題。
個人的にはいろいろな意見を聞いていて自分なりに思う所はありますが、そもそも日本に慰安婦問題を提起した元の記事についてはあまり知りませんでした。
最初の記事を書いた方が植村隆氏です。
今回は植村隆氏がどんな人物なのか、経歴や新聞記者時代について、現在の状況や嫁・娘などの家族のことについて調べてみました。
植村隆の現在の顔画像とプロフィール
神原元弁護士を代理人に裁判を行っている、植村隆氏が参加していたのでちょっと驚きました。 pic.twitter.com/9D42CDHm0q
— しやもしん (@shiyamoshin) 2019年12月22日
- 名前(本名):植村隆
- 生年月日:1958年〈昭和33年〉4月28日
- 年齢:61歳(2019年時点)
- 出身地:高知県須崎市
- 学歴:土佐高校→早稲田大学政経学部政治学科卒業
上の写真が現在の植村隆氏の画像です。
髪は短くと若干薄くなられたようですが、体型はあまり変わっていないようです。
植村隆氏は元朝日新聞の記者です。
職歴としては2014年3月に早期退職するまで朝日新聞ひとすじでした。
植村隆氏がメディアに取り上げられる最大の理由が韓国の従軍慰安婦についての記事を書いた人物だからです。
この記事は多くの方もご存知のように、複数の識者や組織によって批判や検証が行われ問題点や捏造した部分があると言われています。
朝日新聞としても2014年に一部資料の誤用があったという記事を出すなど一部非を認めていますが、今でも韓国との火種になっている記事でもあり、事実の捻じ曲げや捏造があったかについては公式な結論は出ていない経緯があります。(個々人がどういう意見かは別として)
植村隆の朝日新聞記者時代の経歴と現在は何をしている?
【植村隆氏の朝日新聞時代の経歴まとめ】
- 1982年:朝日新聞入社(仙台支局、千葉支局勤務)
- 1987年:韓国・延世大学へ留学
- 1988年:東京本社外報部に戻る
- 1993年:テヘラン特派員、ソウル・北京特派員を歴任
- 北海道支社函館支局長
- 2014年3月:早期退職
問題となっている慰安婦の最初の記事は1991年大阪社会部時代に書かれたものです。
またその他慰安婦関連の記事はソウル特派員時代に19本執筆されています。
朝日新聞を退社した後の経歴はこちら。
- 延辺科学技術大研究員(韓国の大学)
- 早稲田大学現代韓国研究所客員研究員
- 北星学園大学・非常勤講師:韓国留学生に韓国語で講義(2014年~)
- カトリック大学(韓国)の客員教授に就任と発表
- 株式会社金曜日 代表取締役社長:週刊金曜日という週刊誌の発行元
朝日新聞を退社してからも精力的に活動されている様子が分かります。
特に韓国の大学とも縁が深く、植村隆氏ご本人も韓国語が堪能であることが分かりますね。
植村隆さんが韓国人であるという情報はありませんし、高知県出身とのことですので日本人であると思います。
現在は株式会社金曜日という出版社の社長をされています。
私もビックリしたのですが、キャッチーでぎょっとするタイトルでおなじみの「買ってはいけない」シリーズを発行している会社だそうです。
また作家の井上ひさし氏やキャスターの筑紫哲也氏も編集委員をされていた会社です。
植村隆の嫁は韓国人活動家の娘|長女は名誉棄損の被害も
元朝日新聞・植村隆氏が「慰安婦ウソ記事」で韓国からジャーナリスト賞 植村「光栄です」→ 元週刊朝日編集長・川村二郎氏「賞を受けるなんて恥ずべきことです」 元朝日新聞ソウル特派員・前川惠司氏「植村さんの記事は朝日新聞が世間の信用を失うきっかけになった」 https://t.co/wc3Ft4bLCD
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) December 23, 2019
植村隆さんは1度離婚歴があるようです。
仙台支局時代のおそらく20代後半ごろに最初の嫁と結婚していますが離婚しています。
現在の嫁は韓国人でヤン・スニムという方の娘です。
慰安婦の取材をしていた植村隆氏が証言者を探している時に出会って1991年に結婚しています。
ヤン・スニム氏は太平洋戦争犠牲者遺族会の幹部なんですね。
太平洋戦争犠牲者遺族会は韓国の従軍慰安婦に日本からの補償を求める組織で、ヤン・スニム氏はその活動家だそうです。
そのような方の娘さんと結婚しているということで、より朝日新聞時代に書いた記事について穿った見方をされてしまっている点は否めないかなと個人的には感じます。
また植村隆氏には娘さんがいることが分かっています。
この方は2014年にTwitterで名前や顔画像をさらされて中小の被害を受けられています。
犯人は提訴され賠償命令も受けていますが、いくら父親に批判があっても娘さんには関係ないですから可哀そうだなと思います。
この娘さんは長女とされているので、この書き方からすると兄弟姉妹がいる可能性が高いですがくわしくはわかっていません。(息子さんがいるという情報もあります)
しかし子供さんには子供さんの人生がありますし、いくら父親が批判されているからと言って批判されていいわけないですので、分からない状態がベストなのだと思います。
今回のまとめ
- 植村隆氏は今でも日韓関係の問題になっている従軍慰安婦の記事を書いた人物
- 元朝日新聞記者で数校の大学で講師などを歴任、現在は株式会社金曜日の社長をしている
- 1度離婚歴あり、現在の嫁は韓国人(嫁の母親は慰安婦の活動家)
- 娘がいることが明らかになっている(息子もいるという情報あり)
こうして植村隆氏の経歴やこれまでの活動、現在の状況を見るとかなり韓国と縁の深い方だということが分かりました。
それが慰安婦が捏造だ!と結び付けるには無理があると思いますが、日韓の良くない状況を招いていることは事実だと思います。
客観的な資料なども出ていると言いますが解決しないこの問題。
どうしたらいいのかなと一庶民ながら悩ましく思っています。
植村隆氏が慰安婦記事で韓国から表彰され賞金まで受け取っているという報道まであり、これが事実であるならば日本にとっては許すことはできないのかなと思いますね。
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