台風19号(2019)に2つ目の目!?二重眼は日本でも過去にあったのか?

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時事問題

2019年の台風19号ですが、当初から危険が指摘されていて「スーパー台風」とか「今年最強クラス」と言われていましたよね。

それが日本に近づいてきた10月10~11日にかけて、なんと「台風19号に2つ目の目があることが確認された」というニュースが入りました。

こんなことアラフォーですが聞いたことないし、親に聞いても台風に2つ目の目ができるなんて知らないと。

  • 台風に2つ目の目ができることはあるのか?
  • 過去に2つ目の目ができた台風はあるのか?

これらについて調査しました。

台風19号(2019)に2つ目の目?

台風19号(2019年)の2つ目の目が確認されたという報道は、Yahooニュースのスポニチアネックスの記事にありました。

それによると報道の元はワシントン・ポスト紙であると記載があります。

ワシントン・ポスト紙によれば、「ハギビス」は前日までの24時間で最大風速を45メートルも増やしており(現在65メートル)、この発達スピードは地球で発生したハリケーン、サイクロン、台風の中で史上最速の部類。あまりに急速に発達したため、最初にあった台風の目の周囲に“2つめの目”ができたことが確認されており、

引用:Yahooニュース スポニチアネックス10/10(木) 16:25配信

アメリカのNASAと海洋大気庁というところが合同で衛星で、宇宙からの台風19号の姿を捉えた結果分かったもののようです。

素人目に見ても2つ目の目がハッキリは見えず、本当なのか!?怖い!と不安になります。

どうやらワシントンポストの報道の発端となる写真はこのツイートのようです。


これを見てもどこに2つ目の目があるのか分かりませんが、「double eye」という記載もありますね。

台風に2つ目の目ができることはあるの!?二重眼という現象はあり!

台風に2つ目の目ができることなんてあるのか調べてみると、「二重眼(にじゅうがん)」という現象が実際にあるということが分かりました。

日本風工学会誌の「台風0314の二重眼について」という記事に、二重眼のできる条件や頻度について書かれています。

二重眼は非常に発達した熱帯低気圧においてしばしば見られること、二重の壁雲に対応して風速の極大も二重に存在すること、当初一重であった壁雲の外側に新たな壁雲が出現すること、外側の壁雲の出現とともに内側の壁雲が衰弱し、最大風速や気圧も弱化すること

引用:日本風工学会誌 2005 年 2005 巻 102 号 p. 29-32

これによるとめったに無い珍しいこと、というわけでもないようですね。

また二重眼の形もシロウト考えでは目が2つ並んでいるように想像してしまいますが、「目の中(もしくは外)にもう1つ目ができる」みたいな感じでまさに「二重眼」ということのようです。

この二重眼はのちに崩れて大きくなったりすることもあるようです。

確かなことは「非常に発達した台風でしばしば見られる」ということでしょう。

実際に台風19号(2019年)は通常なら勢力が衰えてくる日本近海に入ってきてもなお、休息に発達していることから2つ目の目(二重眼)ができてもおかしくないと言えると思います。

日本で過去に2つ目の目(二重眼)ができた台風はあるのか?

日本では今まで台風に2つ目の目ができたなんて聞いたこと無い気がするんですが、意外にいくつもあるようです。

ネットで【台風 二重眼】と検索するとこのような台風が出てきました。

  • 2003年の台風14号
  • 台風7916号(OWEN)※1979年の16号と思われる
  • 台風9713号 ※1997年の13号と思われる

ただこの二重眼=被害が出ること確定と直結するとは限らないにしろ、「非常に発達した台風で見られる」ことであるならやはり警戒を怠ってはいけないと思います。

今回のまとめ

  • 台風に2つ目の目ができる=二重眼はある!
  • 二重眼は非常に発達した熱帯低気圧(台風)でしばしば見られるとのこと
  • 隣り合って目が並ぶというより1つ目の目の内か外にできる

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