純丘曜彰さんがたびたびメディアで取り上げられているのですが、その理由は「鋭い切り込み方」のコラムです。
特に美術系の界隈で問題が起こったりすると、純丘曜彰さんのコラムが掲載されることが多いようですね。
過去には東京オリンピックのエンブレム問題の佐野研二郎氏や銭湯絵師の勝海麻衣さんに対しても、厳しい論調でバッサリ切っていました。
今回は純丘曜彰さんがどんな方なのか、経歴・学歴などのプロフィールを中心に調査してみました。
もくじ
純丘曜彰の経歴プロフィール!読み方や珍しい名前は本名なの?
純丘曜彰氏 スマートフォンは「負け組の吹き溜まり」と語る http://t.co/B77uvHb58q
「LINE無いとコミュニティからハブられる」現状知らんのだろうなぁ
リアルの声掛けはそりゃあ大事だけど、次に出てくる言葉は「連絡したいからLINE交換しよ」やで— すくすく。 (@ScreamoTAI) April 9, 2015
- 名前(読み方):純丘曜彰(すみおか・てるあき)
- 生年月日:1962年生まれ
- 年齢:57歳
- 出身地:東京都成城
- 研究分野:哲学、メディア文化論、映画学
- 学位:美術博士(東京芸術大学より2006年に授与)、文学修士(東京大学、哲学)
- 学歴:成城学園高校卒→ドイツ・ハイデルベルク大学→東京大学文学部卒→東大大学院人文科学研究科修士課程修了
純丘曜彰さんの学歴・経歴を見るとかなりの高学歴で、一般庶民の私からするとすごいとしか言いようのないものですね。
職歴に関してもさまざまな大学で講師や准教授、客員教授などを歴任。
- 玉川大学非常勤講師
- 九州東海大学専任講師
- 東海大学准教授
- 大阪芸術大学客員教授
- ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ(マインツ大学)客員教授 など
そして現在は大阪芸術大学で芸術学部の教授をされています。
過去にはテレビ朝日報道局報道制作部ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げた経歴もあります。
今でも人気の番組の基礎を作ったなんてスゴイですね。
議論でバトるというコンセプトも、現在ざまざまなところでコラムなどを執筆している純丘さんに通じるものがあるように感じます。
お名前がけっこう珍しいですよね。
読み方は純丘曜彰(すみおか・てるあき)さんです。
この苗字は全国でどのくらいいるのか苗字検索サイトで調べてみたのですが引っかかりませんでした。
ということはペンネーム的なものかな?と思って、ご両親についてもう少し調べてみました。
純丘曜彰の本名は稲岡姓?父母や親戚も芸術家が多い!
Wikipediaによると純丘曜彰さんのお父様は版画家の稲田年行(いなだ・ねんこう)さんとのこと。
稲田年行さんのWikiによると本名は稻田俊志(いなだ・としゆき)さんとのことです。
日本ではほぼ父親の姓を名乗ることが多いですので、よほどの事情が無ければ純丘曜彰さんの本名も稲田さんと思われます。
名前は読み方が難しい漢字ではありますが、本名でもペンネームでもあり得ると思います。
それにしても純丘曜彰さんの家系は芸術家ばかり!
- 松田ハルミ(版画家、母)
- 稲田尚之(建築家、おじに当たる)
- 稲田醍伊祐(版画家、兄弟)
芸術家一家であるとともに、水府森家(すいふもりけ、徳川光圀に取り立てられた儒学者の家系)の末裔だそうで、由緒正しい家系なんですね!
純丘曜彰は過去に佐野研二郎氏や銭湯絵師の勝海麻衣さんを酷評?
私たちもよく覚えている東京オリンピックのエンブレム騒動や、最近では美人銭湯絵師の勝海麻衣さんの騒動がありました。
それに対して純丘曜彰さんはかなり厳しい論調でバッサリのコラムを書かれています。
こちらは東京五輪のエンブレム騒動の佐野氏に対してのコラムの冒頭。
もういいかげん、観念したらどうだ? 潔く自ら身を引いて丸く収めてくれるものと期待していたのだが、あまりに往生際が悪く、すっかり呆れ飽きた。
こちらは銭湯絵師の勝海麻衣氏に対してのコラムの一部です。
こんなの、弁明の余地など、ありえまい。そもそも、パクリにしても、ヘタすぎる。拡大したくらいで絵が歪むなど、看板屋にもなれまい。
だいぶバッサリいかれてますね・・・。言葉もだいぶキツめな印象です。
しかし全部をしっかり読むと、五輪エンブレムのコラムも「このような根拠だから伝わらない」などデザインのあらゆる部分を細かく分析していたり、自戒を込めて「人知れず夜中に自分の頭の中を探り、論文を何度も何度も書き直す。それが研究者の仕事」など、純丘さんの筋を通したものだとは感じました。
ただいかんせん言葉がキツいので誤解されやすいし、真意が伝わらない方もいるだろうなと思いました。
目を引く言葉で、「えっ!そんな言い方」と引っかかるからこそ「本当にそうなの?」と考えられればいいですが、やはり言葉を使うのはとても難しいことだと感じましたね。
京アニに関するINSIGHT NOW!の記事が不適切として削除
そんな中2019年7月21日に掲載された京アニに関する純丘曜彰さんの記事が内容に「一部不適切な発言があった」として運営会社が削除する事態となりました。
内容はここでは触れませんが、やはりちょっとキツイ言葉での内容となっていてそれが読者の間で「ひどい」と話題になり炎上してしまった格好です。
佐野氏や勝海氏への酷評は確かに落ち度と言える部分も見受けられた騒動だったので、ご本人たちも甘んじて受ける部分もあったかと思います。
しかし京アニに関しては一方的に被害を受けた被害者であり、その方たちに向けての批判はまだ受け止めきれないしすべきではなかったと私は思います。
運営会社が不適切と削除している点しか事実がありませんので、この辺にしておきます。
今回のまとめ
- 純丘曜彰の名前の読み方はすみおか・てるあき
- ペンネームと思われ、父が版画家の稲田年行さんなので本名は稲田姓の可能性が高い
- 徳川光圀の時代から続く儒学者の末裔で、一家も芸術家・建築家が多い
- 現在は大阪芸術大学で教授をしている
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