貝毒情報の入手方法と注意ポイントまとめ【潮干狩り】

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時事問題

ゴールデンウィーク前後は暖かくなり潮干狩りには絶好の季節ですね!

しかし近年は毎年のように貝毒が発生しているため、特に天然貝の取れる無料の潮干狩り場や浜辺は自分で情報を得ないと危険なんです。

安全に楽しく潮干狩りをするためにも、貝毒情報の入手方法を紹介します。

しっかりした情報を確認するポイントを知っておきましょう!

都道府県ホームページで貝毒情報が入手できるが分かりにくい

【○○県 貝毒】という感じで検索すれば、その県のホームページがだいたい1番上に出てきて県内の貝毒検査の情報を見ることができます。

例として貝毒の発生が多い関西地方を見てみましょう。

【大阪府】
大阪貝毒情報の例

兵庫県に関しては水産技術センターのリンク先が貼られており、そこでは図解で貝毒が発生している地域を確認できます。

兵庫貝毒発生図の例

これでも分かるっちゃ分かるし、「あ~ダメなんだ、じゃあ潮干狩りはやめよう」って思えばいいんですが、自分が行く潮干狩り場の個別の情報が分かればもっといいなと思いますよね。

細かい地域・個別の潮干狩り場の貝毒情報の入手方法

貝毒の調査は海域ごとに行政と水産センターなどの専門機関、漁協が協力して定期的に検査をしています。

自分が行くつもりの潮干狩り場の情報を得たい場合は、管理している場所に問い合わせるのが1番です。

  • 有料・無料潮干狩り場 → 潮干狩り場のホームページ
  • 無料で自然に近い場所 → 市町村のホームページ

有料の潮干狩り場であればたいてい公式のホームページがあり、そこで貝毒情報はほとんど確認できます。

有料の潮干狩り場で公式サイトがないようなところでも、行く前に電話で確認しておくと安心です。

貝毒は死亡事故にもつながることなので、有料の場所ではかなり気を使っているはずですよ。

無料でも海浜公園のような市町村が管理している場所では市町村のホームページで情報を出しています。

貝毒は1度発生すると長引くことが多く、3回連続で基準値を下回らないと安全宣言が出ません。

潮干狩りに出かける直前に再度情報を確認するとより安心ですね!

貝毒が出たら絶対に食べてはいけない


実を言うと貝毒が出ていても潮干狩り=貝を採ること自体はできます。

近所の浜辺で遊んで、貝を採ったとしても持ち帰ったり食べないなら潮干狩りは可能とは言えるわけです。

しかし貝毒が出ている地域の二枚貝は絶対に食べてはいけません。亡くなることもあるので絶対です。

無料で潮干狩りができるビーチでも貝毒が出ているところは開場すら中止にすることさえあります。

お子さんと遊びに行って貝を採ったりしても口に入れないように注意してくださいね。

有料の潮干狩り場では貝毒が出ている時は、帰る際に食べられる貝と交換する対応をしているところもあります。

ただし貝毒調査は定期的に行われているので、「安全宣言」が出れば再びその地域の貝も食べられるようになります。

管理者の指示に従って、楽しく潮干狩りしましょうね。

貝毒の種類と症状とは【まめちしき】

貝毒には大きく分けて2種類あります。

【麻痺性貝毒】

  • 食べてから30分ほどで症状が出始める
  • 舌や唇、手足にしびれが出たり、動きが悪くなるなど
  • 重症になると呼吸が麻痺して亡くなることもある

【下痢性貝毒】

  • 食べてから30分~4時間ほどで症状が出る
  • 水のような下痢、吐き気、嘔吐、腹痛
  • 3日ほどで通常は良くなる、亡くなった例はない

貝毒は見た目ではどの貝が当たるかは判別できません。

それに加熱調理(ゆでる、煮る、揚げる)しても分解されることはないものです。

治療方法も出た症状に対すること(対症療法)しかありません。

今回のまとめ

  • 貝毒情報は【都道府県名 貝毒】で検索すると入手できるが細かい情報は分かりにくい
  • 個別の潮干狩り場のことを知りたい場合は、各ホームページを確認するのが1番
  • ホームページがない潮干狩り場には電話問い合わせ
  • 貝毒が出ている地域の貝(二枚貝)は絶対に食べてはいけない(亡くなった例あり)
  • 安全宣言が出れば食べられるようになる

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