旧宮家の名前(苗字)一覧まとめ|一般人になった理由と現在

スポンサーリンク
旧宮家 名前 苗字 一覧時事問題

平成が終わり新しい時代が始まるということで、皇族の問題は前からいろいろあるのにちっとも解決しそうにないですよね。

私的には事務的に割り切れる事実のようなものに、感情問題が関わっているからややこしくなってると感じます。

しかし国民の象徴である天皇家を含めた皇族のこれからのことなので、感情を抜きにもできないのがまた難しいですね。

そんな中、旧宮家の皇籍復帰について安倍総理が言及したというニュース。

難しいことは抜きにして、「旧宮家とは単純に誰さんなの?」って疑問だったので調べてまとめました。

  • 旧宮家11家の名前(苗字)一覧
  • なぜ一般人になることになったのか
  • 現在も旧宮家は続いているの?

旧宮家(旧皇族)の11家の名前(苗字)一覧

  • 伏見宮(ふしみのみや)
  • 閑院宮(かんいんのみや)
  • 山階宮(やましなのみや)
  • 北白川宮(きたしらかわのみや)
  • 梨本宮(なしもとのみや)
  • 久邇宮(くにのみや)
  • 賀陽宮(かやのみや)
  • 東伏見宮(ひがしふしみのみや)
  • 竹田宮(たけだのみや)
  • 朝香宮(あさかのみや)
  • 東久邇宮(ひがしくにのみや)

ちなみに旧宮家と旧皇族は意味的にイコールと考えてOKです。

上記の11宮家は終戦後、1947年(昭和22年)に皇籍離脱しいわゆる一般人になりました。

一般人になってからはそれぞれ”宮”の字を取ったものを苗字として名乗られています。
(竹田宮→竹田さん)

旧宮家(旧皇族)はなぜ一般人になったのか?皇籍離脱の理由

皇籍離脱に関しては首相官邸ホームページのアドレスにあるPDF資料で読むことができます。

この資料を読んでみるときっかけは、

今次戦争が終結しました直後より、皇族のうちから、終戦後の国内国外の情勢
に鑑み、皇籍を離脱し、一国民として国家の再建に努めたいという御意思を表明せら
れる向があり

引用:「昭和22年10月の皇籍離脱について」

「考えた結果、皇室からはなれて1人の国民として国家の再建に努力したい」という申し出が皇族の中からあったとあります。

そして新憲法の公布、新皇室典範の制定によって旧宮家11家の51人がは皇族ではなくなることになりました。

また直接の原因かは分かりませんが、皇室財産の国庫への帰属がGHQによって決定されたことも影響しているという説もあります。(皇室の維持が経済的に厳しかった)

旧宮家が皇籍を離れることに反対もあったそうですが、最終的には現在も残っている秩父宮、高松宮、三笠宮を残して11宮家が皇籍離脱することが決定しました。

 

私は「GHQが皇室に何らかの制限をかけるために皇籍離脱をさせた」とどこかで聞いたこともありますね。

本当のところどうなのかは私には分かりません。

皇室の話を調べだすと真偽不明ながらいかにももっともらしい様な話はいくらでも出てきます。

そして「不都合なこと」はネット上に出されても消されるとか。

私の感覚では皇室は実在しているのに、都市伝説化しているみたいな不思議な存在に感じています。

本当の本当のところなんて今後も絶対に明らかにはならないんだろうなという気がしています。

旧宮家は現在も続いているのか

旧宮家の3氏は現在でも直系の男子がいて続いています。

【賀陽家】

  • 恒憲(皇籍離脱時の当主)
    邦寿(恒憲の長男)(1986年没/直系断絶)
    章憲(恒憲の三男) – 正憲 – 男子(1996年生・1998年生)

【東久邇家】

  • 東久邇信彦(2019年3月20日没/74歳)- 征彦(長男/1973年生)- 男子(2010年生)
  • 眞彦(信彦の弟)- 男子(長男) – 男子(2004年生)

【竹田家】

  • 竹田恒正(現当主/1940年生78歳)-恒貴(1974年生)
  • 恒治(恒正の弟)- 恒昭1979年生・恒智1980年生
  • 恒和(恒正の弟/JOC会長)- 恒泰1975年生・恒俊1978年生

参照:Wikipedia

竹田家は旧宮家の中でも最も有名ですよね。


竹田恒和氏は現JOC会長(2019年6月で退任)ですし、息子の恒泰氏は「そこまで言って委員会」やYouTubeでも発信をしているのでかなり有名人ですよね。

ただし恒泰氏は旧宮家が皇籍復帰するとなっても直系では無いのですぐ皇族となるわけではないと思います。

 

その他の8家はすでに断絶、もしくは断絶の可能性が高い状態です。

  • 東伏見宮→1955年(昭和30年)断絶
  • 山階宮→1987年(昭和62年)断絶
  • 閑院宮→1988年(昭和63年)断絶
  • 梨本宮→実子系統では断絶
  • 伏見宮→現当主の子は全員女子
  • 北白川宮→道久(5代目2018年没)の子は全員女子
  • 久邇宮→現当主には2人息子がいるが男子の孫はいない
  • 朝香宮→現当主には息子がいるが独身

参照:Wikipedia

そりゃ一般人になって60年以上経つのだから、責任持って直系を維持しなければいけないなんてこと決まってないですよね。

実際に半分以上の旧宮家が断絶か断絶しそうなので、確かに陰謀論的なものが出てきても不思議ではない状態ではありますね。

しかし私たち一般庶民にはその真相なんて知らされるはずもないし、分かることなんてないんだろうとも思うわけで。

旧宮家の人たちは実際に今でも一般人として生活しているわけで、もしかしたら今後その生活がかわるかもしれない可能性があることは、ちょっと可哀想だなという気持ちになります。

まぁ名家といわれる家のように、家の中で帝王学みたいものがあるのかもしれないですけどね。

今回のまとめ

  • 皇籍離脱した旧宮家は11家ある
  • 一国民として国家の再建に努めたいと旧宮家の皇族の中から申し出があったことがきっかけ
  • 旧宮家は賀陽氏、東久邇氏、竹田氏が若い男性がいて、今後も続きそう
  • 他の8家は断絶もしくは女性だけなどの状態になっている

 

天皇家を含めた直系皇族の存続については本当に難しい問題だと思います。

いろんな人がぞれぞれの立場でいろんなことを言っているのが、現在はネットでいくらでも見れる時代です。

そのせいもあって、本当に皇族に関する話は魑魅魍魎だなと感じます。昔から宮家を語って優位的な立場やお金を稼ごうとする人が一定数いますしね。

天皇家の男系男子が悠仁さましかいない事実を受け入れるしかないんじゃないの?と半分冷めた目で見てしまいます。

私は30代ですが、多分若い人ほど皇室って自分から遠いものと感じていると思うし。

ただ税金などの話を持ち出されると突然に自分に関わっている気になる、くらいな感じなのが正直なところじゃないのかなと思ったりもします。

どうするのが1番いいのかなんて、日本人全員に意見を聞くしかないと思います。
(無理だからこうなってるんだけど)

じゃあどこで妥協点とするのか、という方法の1つが旧宮家の皇籍復帰ということなんだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました