これまで1万円といえば福沢諭吉でしたよね。
前回5千円札と千円札が変わったときも、福沢諭吉だけは変更ナシでした。
それがとうとう前回から20年ぶりの刷新で、福沢諭吉も1万円札から交代(勇退)となりそうです。
20年ぶりの紙幣刷新で1万円は福沢諭吉から渋沢栄一へ
【速報】20年ぶりに紙幣刷新!
1万円は渋沢栄一、5千円は津田梅子、千円は北里柴三郎 pic.twitter.com/UgwV3E01U2— カネナシオペラクン (@KanenashiOpera_) 2019年4月8日
2019年4月9日0時過ぎのフジテレビニュースで紙幣の刷新が20年ぶりに行われ、9日中にも政府から発表される見込みと報じました。
前回の紙幣刷新でも交代のなかった1万円札の福沢諭吉も今回で交代(勇退)になっちゃうようですね。
【刷新予定】
- 1万円札:福沢諭吉→渋沢栄一
- 5千円札:樋口一葉→津田梅子
- 千円札:野口英世→北里柴三郎
新1万円札の顔!渋沢栄一とは
【独自】20年ぶりに紙幣刷新の方針 1万円札は渋沢栄一氏(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース https://t.co/h5W7uY0yPT @YahooNewsTopics
埼玉県民なので渋沢栄一さんがお札になるとはビックリ!
— きのうのすきやき (@kinosuki) 2019年4月8日
渋沢栄一と言えば埼玉県の誇る人物ですよ。
子供のころ埼玉県の郷土かるたで何度も耳にしましたしね。「日本の産業育てた渋沢翁」ですよ。
現・埼玉県深谷市の豪農の生まれです。
農業との兼業で養蚕などを手がけており、家柄的に商売に関連する知識は豊富だったものと思われます。
後に大蔵省入省、国立銀行条例制定にかかわり、日本近代経済の父とも言われる偉人です。
今でもある多くの地方銀行の設立を指導したり、帝国ホテル、京阪電鉄、キリンビールなど大企業の設立にも、ヨーロッパで学んだ渋沢の思想が活かされているんですね。
しかもとても公益性を重んじる人で私利に走らないというのが生涯の信念だったそうです。
初代紙幣頭(後の印刷局長)でもあり、今までも紙幣の顔の候補になったことはありましたが、今回でやっと実現することになります。
新5千円札の顔!津田梅子とは
新紙幣やるのか!
千円札:野口英世→北里柴三郎
五千円札:樋口一葉→津田梅子
一万円札:福沢諭吉→渋沢栄一
へ。 pic.twitter.com/GJLcL5mLJS— Spring (@SakarashiShota) 2019年4月8日
津田梅子は現・津田塾大学の創立者としてよく知られていると思います。
日本の女性教育のさきがけですね。
日本の価値観や結婚観に違和感を持ち、アメリカで日本女性の研究をしていることを知って日本も女性教育が必要だという思いに至ったとされています。
津田梅子のような人がいなかったら、今の女性が活躍する社会は確実にもっと遅れてたでしょうし、もしかしたらこうなっていなかったかもしれません。
新千円札の顔!北里柴三郎とは
新紙幣刷新するのか!
千円札:野口英世→北里柴三郎
五千円札:樋口一葉→津田梅子
一万円札:福沢諭吉→渋沢栄一
になる模様。
これを機に、今使ってる紙幣を残しておけば、後々価値が高くなるかもしれないよ!?😳 pic.twitter.com/Tz164uZNjU— Shota4.7+嵐&坂道46 (@JinmResult) 2019年4月8日
北里柴三郎は熊本県出身の細菌学者で、現・北里大学北里研究所の創立者です。
日本の細菌学の父と言われ、ペスト菌を発見・破傷風の治療法も開発したのが北里柴三郎です。
破傷風の治療には、破傷風菌だけを培養して調べる必要があったそうですが、これがかなり難しく根気の入る作業なんだそうです。
日本人的な忍耐なのか、北里柴三郎は独自の装置で破傷風菌だけを培養することに成功。
かかった場合なくなる可能性のとても高い破傷風から人々を救ったのです。
今回のまとめ
- 紙幣の刷新は20年ぶり、だいたい20年周期で行われてきている
- 福沢諭吉が1万円勇退
なんか5千円札は女性枠、千円札は医学者枠になりつつありますね。
コメント