イチロー選手が現役引退してしまいましたが、日本だったら引退後は野球中継の解説や番組に出たりする方も多いですよね。
地方球団や出身者だと、ローカルテレビ局でタレントさんとして活躍する方もいます。
メジャーリーグって引退した選手がその後働いている印象があまり無いんですよね。
何かあったか~い地方で超豪邸でのんびり暮らしているイメージが勝手にあります。
ということは、メジャーリーグ(MLB)って年金制度とかあるんじゃないかな?と思って調べてみたらありました!
しかもかなり手厚い保証が受けられるみたいです。今回は以下のことについてまとめています。
- メジャーリーグの年金は何歳からいくらもらえる?
- メジャーリーグの年金を受け取るための資格条件とは
- あの有名選手はいくらもらえるの?【イチロー、松井秀喜、黒田博樹・・】
メジャーリーグの年金は何歳からいくらもらえる?
イチローがもらうMLBの年金は2000万円超 弓子夫人も相続可 #イチロー #MLBjp https://t.co/doKHZFnLsZ
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) 2019年4月22日
2018年時点でのメジャーリーグ(MLB)の年金制度では一般的に62歳から支給開始になります。(前倒しでもらうことも可能)
しかもちゃんと亡くなるまで支給され、対象元選手が亡くなっても奥さんに相続できるというかなり手厚い内容です。
奥さんが残るかどうかは分かりませんが、かなり安心な制度ですね。
(どこかの国とは安心感がまるで違うんですけど!)
金額はメジャーリーグの在籍歴によって変わるので人によって違いがありますが、10年以上在籍していれば満額の約21万ドル(約2300万円)を年間でもらえることになります。
特に現役時代の報酬額での差をつけることはなく、あくまで在籍年数でいくらもらえるかが決まります。
超高額年俸だった選手にしてみれば微々たる額かもしれませんが、さすがメジャーといわざるを得ないですね。
必死にメジャーを目指す理由って単純に活躍したり、年俸が上がることを目指していると思ってたけど、年金も手厚いとなればできるだけがんばりたいと思うでしょうね。
逆に日本人的発想でしょうかね(笑)
メジャーリーグの年金を受け取るための資格条件とは
メジャーリーグの年金を受け取るためには資格要件があり、誰でももらえるわけではありません。
- メジャー43日以上の登録で有資格者となる
- 5シーズン(=5年)メジャー在籍から受給資格が発生
- マイナーリーグの期間は除外される
- 故障者リスト時はメジャー登録であれば期間の対象
- シーズンが長くなるごとに受給額が上がる
- 10シーズン(=10年)メジャー在籍で満額支給
日本の年金も最近やっと受給資格が10年になりましたが、あの金額で昔25年だったって考えてみたらスゴイですね・・・。(日本国民全員だから比べられないですけど/笑)
ちなみに日本の年金では掛け金が決められて毎月支払いますが、メジャーリーグ年金でも選手の年俸から積み立てが行われています。
日本のサラリーマンと同じように天引きだそうです。
年俸の数%~10%程度が掛け金となるので、年俸の高い選手がよりたくさんのお金を払うことになります。これは日本の厚生年金と似ていますね。
ただもらえる額は在籍歴で掛け金の額は関係ないので、損得はけっこうあるみたいです。
あの有名選手はいくらもらえるの?【イチロー、松井秀喜、黒田博樹・・】
日本人メジャーリーガーもたくさん増えたので、メジャーリーグ年金の恩恵を受けられる方も増えています。
特に日本人選手は息が長いタイプの選手も多いですから、満額もらえる人もけっこういるのでは?
ということで日本人メジャーリーガーで満額もらえる方はこちら。
【満額約21万ドル(約2300万円もらえる)元選手】
- イチロー
- 松井秀喜
- 野茂英雄
- 大家友和
日本人選手で10年以上メジャーに在籍したのは4人だけということになりますね。
選手として活動する期間は長くても、なかなかメジャー在籍期間が通算10年はやっぱり難しいから少ないと感じるのでしょうね。
メジャーリーグは特に実力重視で世界のトップレベルの選手が集まるので、その中で日本人の10年選手が4人もいるって超スゴイって私は思いました!
ちなみに他のメジャーリーグ選手の年金がいくらもらえるかはこちら。
※金額は年額です
- 長谷川滋利:通算9年(約2000万円)
- 上原浩治:通算9年(約2000万円)
- 松坂大輔:通算8年(約1800万円)
- 黒田博樹:通算7年(約1600万円)
- 松井稼頭夫:通算7年(約1600万円)
- 川﨑宗則:通算5年(約1100円)
年金で年収1000万以上ってやっぱりメジャーリーグは夢がありますね。
何より選手の努力の賜物以外のなにものでもないですけど、日本プロ野球の年金制度はすでに破綻しているみたいなので残念な限りです。
日本の場合は選手の第2の人生についてももう少しフォローが欲しいところだなと思います。
高校生の頃から注目されるだけされてでも芽が出なくて早くに引退とかしたり、長年やっていても解説などができるのはほんの一部の選手だけですからね。
だからってメジャーに誰でもいけるほど甘くはないんですよね。いやはや厳しい世界です。
今回のまとめ
- メジャーリーグの年金は基本62歳からもらえる
- メジャーリーグの在籍期間(登録)5~10年で受給できる
- 10年在籍で満額の年間21万ドル(日本円で約2300万円)が亡くなるまでもらえる
- もし対象の元選手が亡くなっても奥さん(配偶者)のみ相続できる
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