あの有名なタケモトピアノのCMですが、毎回見るたび2バージョンのCMが連続して流れていますよね。
それはなぜなのか?ふと疑問に思いました。
そして私自身は初耳だったのですが、なんとタケモトピアノのCMで赤ちゃんが泣き止むというのです!
私自身の子供には試したことがありませんが、確かに3歳の娘は「みんなまぁるくタケモトピアノ?」と歌っているので、子供の耳にも馴染みやすいのかもしれません。
なぜ赤ちゃんが泣き止むのかといった謎についても見ていきたいと思います!
タケモトピアノのCMが回数多い・2回連続なのはなぜ?理由が意外!
最近やたらとタケモトピアノとACジャパンのCMを見かけるなぁと思いませんか?
私はテレビを見てると結構な頻度でこの2つのCMを目にするようになったと感じています。
実はこれと似たような現象は東日本大震災のときにも見られましたが、CM枠を買っている各企業がCMを自粛していることに起因しているようです。
確かに東日本大震災のときはAC(現在のACジャパン)のCMばかり放映されて問題になりました。
同じように自粛ムードのためCM出稿を自粛している企業が多いのです。
ではなぜ企業側がCM自粛をしているのか、タケモトピアノはCMを出稿し続けるのかについて見ていきたいと思います。
てか今日脳内再生がなぜかずーっっとタケモトピアノなんだけど。 pic.twitter.com/Y3P30Js8tE
— 象さんを🐘🐘🐘増産 (@toitoitoi_9) April 29, 2020
多くの企業がCM出稿を自粛している理由は「今CM出稿しても外出自粛の今、わざわざ足を運んでサービスを受けに来るお客が少ないためCM費用だけがかさむ。」というのが1番の理由です。
CMを放映するにもお金がかかります。
たとえば極端な話、こんな時期に旅行会社のCMを流しても旅行に行く人なんてほとんどいませんよね。
むしろ「こんな時に旅行だなんだって不謹慎な!自粛しろ!」「みんな行きたくても我慢しているんだ!」となりかねません。
飲食業界も同じですよね。すると必然的に多くの企業はCM出稿を取りやめます。
するとCM枠がガラガラとなり、CM出稿を続けている企業のCMが必然的に多くなるのです。
そのCM出稿を続けている企業のひとつが「タケモトピアノ」なのです。
色々調べてみると、タケモトピアノはこういったCM出稿の自粛でCM枠が埋まらず困っている時に快くCM費用を出してCMを流させてくれる、テレビ局にとっては神様のような企業だそうです。
特に新型コロナウイルスが流行して景気が不安定な今、テレビ局のみならず視聴者の私たちにも番組を提供してくれているタケモトピアノは実はヒーローだったのかもしれませんね。
タケモトピアノのCMを流すと赤ちゃんが泣き止む科学的な理由
そんなテレビ局や私たち視聴者にとっても神様のようなタケモトピアノですが、あの独特な曲調とダンスのCMは大人の私たちもついつい口ずさんでしまいますよね。
実はタケモトピアノのCMを聴くと赤ちゃんが泣き止むというのです。
そして驚くことにちゃんとした科学的根拠もあるようなのです。
タケモトピアノのおもちゃを久々に起動したら、例の曲が止まらなくなってめちゃビビった
それは全ての赤ちゃんが静止する勢いであったという…電池を抜くしか方法はなかった pic.twitter.com/WIajNOUd1s
— 藤原らんか (@fujiran) May 3, 2020
意識的に聞いてみると音がランダムに変わっています。
このランダムな音の変化により編成された曲調が赤ちゃんの興味がCMの方に向くと言われています。
また人間の本能的に反応しやすい音が多く使われていることや、音楽の途中でリズムが変わることも赤ちゃんが泣き止む理由に大きく起因しているのだとか。
そして何より「財津一郎さんの歌声」が1番の赤ちゃんの泣き止むツボなのです。
通常男性の一般的な会話をするときの声の周波数は500Hzで、女性の一般的な会話をするときの声の周波数は800Hzです。
ちなみに人が聞き取れる音の周波数を可聴音といい、100Hz~20000Hz程度までと言われていますが、その中でも赤ちゃんが心地よいと感じる声の周波数は450Hz前後と言われています。
胎内音に似ていると言われている車のエンジン音も大体300~400Hzと言われていますが、財津一郎さんの歌声は440Hzと赤ちゃんが落ち着く周波数で言えば超ニアピンな周波数なのです。
これにもとても驚きました。
あの優しい財津一郎さんの歌声は科学的にも赤ちゃんを癒す声だったのですね!
タケモトピアノの楽譜があった!歌詞の意味は?
タケモトピアノのCMの曲はテレビで見聞きする機会はあるものの、正式な楽譜があるなんて思ってもいませんでしたが、実はこの曲の楽譜は存在します。
ネットでも調べてみるとすぐ出てきます。
とはいえネタ系の楽譜に載っているという感じですが、それでも楽譜として存在するというのですから驚きですね。
また歌詞の「みんなまぁるくタケモトピアノっ♪」にある「みんなまぁるく」とは一体何が丸くなのかというところです。
あまり気にする人もいないと思いますし、円形に女性ダンサーが踊っていたので、「ピアノのご縁(円)なのか?」とも思っていましたがどうやら違うようで、タケモトピアノへのお問い合わせ電話番号にその秘密が隠されていたようです。
タケモトピアノへのお問い合わせ電話番号は「0120-37-0009」ですが、下6桁を見ると
「370009」ですよね。これをポケベル方式で読むと「3(みん)7(な)000(まぁる)9く」となるのです。
ちゃんとCMでも電話番号の上にご丁寧に書いてくださっていたにも関わらず、女性ダンサーの皆さんや財津一郎さんの踊りに見とれて気がつきませんでした(笑)
もしピアノの買取をしてもらおうと思った時もわざわざ電話帳やネットで検索しなくても歌を覚えていれば電話することもできますよね。
今回のまとめ
今回はタケモトピアノの実際のCMについて見ていきましたが、実はテレビ局ではかなり喜ばれている優良スポンサーでした。
ちなみにテレビ局が困っている時にタケモトピアノがいつもCM枠を買う理由。
それはタケモトピアノという企業自体が年商50億の売上を誇っており、CMを流すお金は十分にあるようです。
タケモトピアノの社員数も134人と比較的少ない人数で回しているので、かなりの利益になっていると思います。
今まではタケモトピアノのCMが流れると「やけにタケモトピアノCMが多いなぁ」思っていましたが、私も新生児の育児をしているのでこれから夜泣きで困ったらタケモトピアノのCMを見させてみようと思います!
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