マスクや消毒液などが品不足になっては、いろいろな情報が拡散されています。
そのため家で看護や介護が必要な方の物資が不足するなどの悪循環も引き起こしていますよね。
そんな中、TOKIOの城島茂さんがジャニーズ公式YouTubeで界面活性剤を使った除菌剤の作り方を紹介していました。
これは以前にSARSが流行した時にも使われた方法とのことですので、くわしくまとめていきたいと思います。
界面活性剤の除菌剤の作り方と材料まとめ!洗剤とペットボトルがあればできる
この界面活性剤を使った除菌剤は2003年のSARSウイルスが流行した際に効果があった方方として知られています。
「今回のコロナウイルスに対しての専門家や研究所での効果は確認されていない」と城島茂さんも動画で前置きはしていますが、共通点のあるウイルスのため対策としては心強いのではないか、とご紹介されています。
界面活性剤の除菌剤を作るために必要な材料はこちら。
- 台所用の中性洗剤(ぬるま湯1リットルに対して5~10ml)
- 1リットルのペットボトル
- ぬるま湯
台所用の中性洗剤は食器を洗うもので全然OKです。
メーカーや商品に関わらず界面活性剤が含まれていますので食器用洗剤ならどれでも大丈夫ですよ。
作り方は1リットルのぬるま湯に中性洗剤を入れてよく振って混ぜるだけ!
洗剤を測れるものがないよ!という方のために、城島茂さんはペットボトルのフタが1杯約5mlということも教えてくださっています。
1リットルに対してペットボトルのフタ2杯分の入れればOKということですね!
とても簡単に作れるだけでなく、食器用洗剤ならどの家にもあって品薄にもなっていないので本当に必要な人の物資のことまで考えての情報拡散ですね。
城島茂さんありがとうございます!
界面活性剤の除菌剤の使い方!基本的に物を拭く時に
界面活性剤の除菌剤は物を拭く時に使うようです。
手指に付いても元は食器用洗剤ですから、ハイターなどのように強く荒れたりはしないのでその辺も安心ですね。
使いやすいのはスプレーボトルに入れてシュッシュして拭く方法です。
人がよく触るところを拭くのに使えます。
- ドアノブ
- 床
- 食卓テーブルやいす
などなど
城島茂さんによると2度拭きするのが良いとのことです。
洗剤とは言え使った後は手を洗ってくださいね!
あとお子さんが間違って飲まないように管理はキチンとお願いします。
界面活性剤の除菌剤の効果メカニズム
なぜ中性洗剤に含まれる界面活性剤で除菌ができるのかということを、かんたんにまとめておきます。
詳細なメカニズムは現在も明らかになっていないらしいのですが、ウイルスの細胞膜に界面活性剤が作用することが効果の理由であると考えられています。
ウイルスの細胞膜(リン脂質が主成分)に界面活性剤がくっつく
↓
細胞膜の流動性が大きくなり破壊(バースト)する
細胞膜が壊れなかったとしても酵素や膜の機能を不活化(機能を失わせる)して結果的に死滅させる
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