日焼け止めの効果の持続時間SPF50なら何時間もつ?分かりやすく解説

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日焼けしたくないから家で念入りに日焼け止めを塗る!というあなた。

家で塗った日焼け止めの効果は何時間くらいもつものなのかご存知ですか?

半日くらい?1回塗れば1日いける?

残念ながらこう思っていた方は知らずに日焼けしていたかもしれません。

今回の記事では日焼け止めの効果が続く時間について分かりやすく解説していきますね!

肌に負担をかけない選び方や適量など、意外に知らないポイントについてもまとめていきます。

SPFとPAの読み方と意味を分かりやすく解説!


日焼け止めの効果が何時間もつかという話の前に、これを知らないと!というのが「SPF値」「PA値」です。

日焼け止めのパッケージに書いてあるのを見ますよね!

【SPF】(えすぴーえふ)

SPFはUVB(紫外線B波)をどのくらい防げるかを示しているものです。

UVB波は肌に赤く炎症を起こしたり、メラニンを作って黒くなったりシミの原因になります。

SPFの値が大きい日焼け止めほど効果があるという目安です。

 

【PA】(ぴーえー)

PAはUVA(紫外線A波)をどのくらい防げるかを示しているものです。

UVA波は肌の奥まで届いて肌の弾力を失わせるため、シワやたるみの原因になります。

PAの場合は+表示が多いものほど効果があるという目安です。

日焼け止めの効果は何時間もつ?SPF50の目安時間は?


SPFとPAの違いが分かったところで、本題の日焼け止めの効果が何時間持つかについて解説していきますね。

効果が続く時間の目安を把握するにはSPFの値を使いますよ。

まずぶっちゃけ言うと何時間もつかは個人差があります。

イメージは【元々の日焼けしやすさ】×SPFの値=日焼けしにくくする目安時間という感じ。

【SPF50の場合の例】

  • 無防備状態で焼けるまで10分の人
    10分×SPF50=500分(約8時間)を目安に日焼けしにくくする効果が期待できる
  • 無防備状態で焼けるまで20分の人
    20分×SPF50=1000分(約16時間)を目安に日焼けしにくくする効果が期待できる

自分の元々の日焼けしやすさを焼けにくくする、防御力アップ魔法の値がSPFだと思ってください。

SPF15なら15倍、SPF30なら30倍界王拳ってことです(笑)

これを見てしまうと「なんだ!家で1回塗ればだいじょうぶじゃん!」と思ってしまうのですが、ちょっと待って!それは早合点です。

季節によって紫外線のパワーがまず違うので、防御力を上げたとしても効果が弱くなることがあるということ。

またそもそも日焼け止めは塗った瞬間から時間が経つと効果が薄まっていくものだということ。

さらに人間の体からは汗や皮脂が出ていて、ちょっとずつ日焼け止めが落ちていってしまうこと。

服や手でこすれたら日焼け止めは落ちてしまうこと。

人間は活動しているので常に日焼け止めの効果が無くなっていってしまうため、単純にSPF値の高い日焼け止めを塗れば何時間もつとはハッキリ言えないものなんです。

残念!もつ時間は目安でしかなくて、みんながみんな同じ効果で同じ時間もつわけじゃないことを覚えておいてくださいね。

特に子どもさんは汗っかきだったりゴニョゴニョ動き回るので、より日焼け止めの効果がもつ時間は短くなります。

最近は学校で日焼け止めが禁止されている、家で塗ってくるだけで学校ではダメという校則が話題になってますが、こんなの意味ないですね。

塗り直しをしなければ日焼け止めの効果を保つのは難しいです。

日焼けはやけどですし、紫外線アレルギーの方もいるので苦しい思いをするのは子どもさんなのに・・・と思いますね。

美容を気にされる大人の方も、日焼け止めは基本的に塗り直しが必要なものだと思っておいた方がうっかり日焼けを防げます。

日焼け止めは肌に悪い?上手な使い方ガイド

日焼け止めは「紫外線散乱剤」「紫外線吸収剤」の2種類が主に使われています。

どちらが良い悪いではなく、どちらにも特徴があり使い心地や肌への負担が違うんですね。

最近の日焼け止めは進化していて、良い面を活かしながら悪い面をできるだけカバーするような処方のものがたくさん出てきています。

それに基本は日本で販売されている日焼け止めだったら薬事法に基づいて作られているので安心して使えます。

ただし少なからず肌が乾燥したり、使っていて重たいような負担感を感じるのも事実なので、シーンに合わせて使っていくのが上手い使い方になります。

SPF15~20/PA++洗濯でちょっと外に出る
買い物に10~15分出かける
SPF30/PA+++30分程度になるウォーキング
長めの買い物
SPF50
PA+++~++++
5~9月の紫外線の強い時期の外出
炎天下でのレジャーやスポーツ

 

また製品によってもかなり特徴が違います。

  • 汗や水で落ちにくい→プールや海、体を動かす時におすすめ
  • 美容成分が配合されている→肌の保湿や美白などもしたい方におすすめ
  • せっけんで落とせる(落としやすい)→肌に日焼け止めを残したくない方におすすめ
  • 肌への刺激が少ない→敏感肌の方におすすめ
  • 子どもや赤ちゃんの肌にも優しい→子どもには肌に優しいものを使いたい方におすすめ

この辺の+αの効果やテクスチャーの良さなどで日焼け止めの値段が変わってきます。

どんな時に使うのか、どんな+αを重視するのかを決めて商品を選ぶようにしましょう!

 

最後に日焼け止めはしっかり落とすことが大切です。

成分が酸化したり変化しているのでそのままにしておくとニキビやシミ・シワの原因になっちゃいます。

使う日焼け止めが肌に悪いかどうかを気にするよりも、落とさずにいる方が肌に悪いですよ!

日焼け止めの適量と焼かないためのポイント

日焼け止めの適量ってご存知ですか?

私は何となく乳液や化粧下地などと同じくらい塗ればOK?なんて思ってましたが、実はそんな量では全然足りないそうです。

理論上はSPF50+・PA++++で1平方センチメートルあたり2mg塗らないとダメらしいのです!参照:VoCE

女性の平均的な顔の面積は330平方センチメートルなので、理論上は最低でも0.6グラムは塗らないといけない計算です。

0.6グラムは手のひらに500円玉くらいの大きさが目安です。

けっこう多いなと感じた方もいるのではないでしょうか?

最近の乳液とかってこんなに塗らなくても済むものが多いので、顔に500円玉くらいの量の乳液を塗るって相当な量に感じてしまいました。

でも”最低でも”これだけ塗らないと効果は薄れてしまうことは知っておいて損はないです。

 

そこで焼かないポイントとして大切なのは2~3時間ごとに塗り直し、鼻や頬骨、おでこなど高い部分を中心に2度塗りすることです。

500円玉大の量でも1度塗ってなじんでからもう1度重ねればそれほど不快なネチャネチャ感はないでしょう。

ただし製品によっては重いような圧迫感を感じることもあるので、軽い付け心地を謳っている商品やジェルタイプの日焼け止めを選ぶといいと思いますよ!

これをしたら塗り直し!効果が薄れる注意すべきシーン

  • 汗をたくさんかいた時
  • ハンカチやタオルで汗を拭いた時
  • 手で顔を触ったとき(目をこする、鼻をかむ、頬杖をつくなど)

私は考え事をする時に頬に手を当てるクセや目の周りを触るクセがあるのですが、このようなちょっとしたことでも日焼け止めは落ちてしまいます。

特に日焼け止めの出番が多い夏は、ただでさえたくさん汗をかいてそれだけでも日焼け止めは落ちてしまうのでやはりこまめな塗り直しは必須ですね。

 

ただメイクをしていて直しにくいこともありますよね!

そういう時はメイク直しシートを利用して、崩れたメイクを落としてからやり直しています。

光の効果で肌が明るく見えるようなルースパウダーを使うとメイク直しもラクですよ!

 

今回のまとめ

  • 日焼け止めは日焼けをしにくくするもの
  • 焼けやすい人と焼けにくい人がいて、日焼け止めの効果の時間は個人差がある
  • イメージは10分で焼ける人ならSPF50の場合、10分×50=500分焼けにくくする
  • 日焼け止めは塗った瞬間から効果が落ちていくし、こすれば落ちやすい!塗り直しは必須
  • 顔の適量目安は500円玉大!けっこう多いので2度塗りでしっかりつける

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