ポカリを薄める割合はどれくらいがいい?熱中症・風邪や赤ちゃん用/効果はどうなる?

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ポカリといえば、発熱してしまったときの水分補給や熱中症対策として飲んでいる方も多くいるのではないでしょうか?

ただ、ポカリは結構味が濃いので薄めて飲んでいたり、お子さんに飲ませるときも薄めて飲ませている人も結構いると思います。

ちなみに私はポカリを飲むときはそのまま飲む派です。子供たちにもそのまま飲ませています。
乳児の子供に関しては市販されている赤ちゃん用ポカリを飲ませています。

ではポカリは薄めても効果は発揮されるのでしょうか?気になりますよね!
それでは見ていきましょう!

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ポカリを薄めると熱中症や風邪・赤ちゃんに良いという話の元ネタは?

ポカリを薄める方の理由は様々ですが以下の点が挙げられます。

  • 甘すぎて飲みにくい(かえって喉が渇くから)
  • 飲み過ぎると糖尿病のリスクが上がるから
  • 水分の吸収が早くなるから

などなど…

元ネタはテレビなどのメディアで誰かが勧めていたようですが、残念ながらどのメディアで誰が言っていたのかまでは分かりませんでした。

確かにポカリは結構甘くて、スポーツ後に飲む分には気にならないかもしれませんが、糖分の摂りすぎになるのでは?と心配する気持ちもよく分かります。

本当に喉が渇いてしまうんです(−_−;)
そのため、ついついガブガブ飲んでしまっていました…
よくない飲み方ですよね^^;

そんなこんなで確かにポカリは味が濃くて薄めて飲んだ方が体にいいのでは?と思う人も少なからずいらっしゃると思います。

しかしそれは果たしていいことなのでしょうか?
このことについては後ほど見ていきたいと思います!

また、ポカリを赤ちゃんが飲むには甘すぎない?大丈夫?と思う方も多くいらっしゃいます。

離乳食が終わり、幼児食に入ったお子さんなら一般のポカリを飲むことができます。

なのでもしお子さんがすでに幼児食に移行していた場合、発熱があったり大量の汗をかくことがあれば、一般のポカリをそのまま与えて大丈夫です!

すると今度は「離乳食前や離乳食途中の子供はポカリが飲めないの?」と心配する親御さんが出てきますよね。

実は雪印ビーンスタークからビーンスターク ポカリスエット というものが市販されています。

こちらは月齢3ヶ月から飲用することができます。

雪印ビーンスタークの取扱商品ですが、販売者は大塚製薬と販売元がややこしいです^^;

基本、生後半年までは母体からの免疫があるため、風邪もそんなに引くことはないかと思いますが、可能性としてはゼロではないので、こういったものがあるということは知っておいた方がいいかもしれませんね!

ただし、基本的には麦茶、ミルク、母乳だけでも十分日頃の水分補給はできます。

高熱が出てしまったとき、あまりないかもしれませんが、真夏のお出かけなどでどうしても汗のかきやすい状況では備えておいた方がいいかもしれませんね!

みんなはポカリを薄める割合どれくらい?粉末を溶かす時は?

先ほど、通常のポカリは薄めないほうがいいということはお話ししましたが、粉末のポカリはどうでしょうか?どのくらい薄めて飲むものなのでしょうか?

まず、粉のポカリスエットには2種類あります。

1L粉末と10L粉末です。

それぞれ1L粉末は1Lの水に、10L粉末は10Lの水に溶かして飲みます。

ただ保存方法やそのあとの飲み方にもよりますが、氷で薄まってしまったり、反対に作りたてのときに飲むと濃かったりで正直、市販のペットボトルで売られているポカリより味が劣ります。

また、粉末ポカリをペットボトルで作り、凍らせた場合も体積の関係で薄く感じてしまいます。

予め凍らせるつもりで作る粉末ポカリは少し濃い目に作った方がいいです。

ただし、大塚製薬のホームページでは粉末から作ったポカリや市販されているペットボトルのポカリを冷凍保存するやり方は推奨されていません。

できればきちんと冷蔵管理できるところで保管するようにしましょう。

その他、常温で飲む場合や冷蔵保存する場合は、やや濃く感じるかもしれませんが、規定の水の量で作りましょう!

 

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ポカリを薄めるのはそもそもOK?効果はどうなるの?

単刀直入に言うと市販されているペットボトルのポカリを薄めることはオススメできません!

なぜなら、ポカリはあのまま飲むために作られたものだからです。
水分と電解質がスムーズに体内に吸収されるためのいわば黄金比率の飲み物です。

甘ったるいからと無闇に薄めてしまうと効果が下がります。
それはポカリを製造販売している大塚製薬のホームページにも載っています。

>>> 大塚製薬「よくあるQ&A」

 

ポカリがなぜ甘いのかについて、体外に放出された水と電解質をより早く体内に吸収させるためにはある程度の塩分と糖分が必要です。

浸透圧の関係ですね。

そのため、塩分はもちろん、糖分も含まれていることから独特の甘さを感じるのです。

ポカリを薄めて飲んでも良い時・悪い時を知ろう!

そもそも「薄める・薄めたらダメ」論争は、熱中症予防に水ばかり飲むと水中毒になるという報道がされたり、それに対して「いやいやポカリを飲み過ぎても糖分の取り過ぎになる」という意見が出たりしたことが元だと思われます。

ただポカリをはじめ、アイソトニック飲料は薬ではなくあくまで清涼飲料水ですので飲み方は飲む人にゆだねられていると思います。

ただ昨今の夏の暑さは尋常ではないので、ポカリなどの吸収率の良い飲料をうまく使っていきましょうというのが大事な部分ですよね。

 

個人的には家で日常生活をしていて通常の喉の渇き程度だとお茶や水での水分補給で十分だと思っています。食事で塩分も水分も摂れます。

こういう時にもすべてポカリで水分補給をしていたら当然糖分の取り過ぎですよね。

外出して歩き回ったり、体を動かして通常よりも汗をかく環境になる場合は体から塩分やミネラル分が失われやすい状態になっているから、水やお茶だけでなくミネラル分を効率的に獲れる飲料を利用すれば良いということだと考えています。

家の父親は建築で外仕事ですが、麦茶と梅干で水分と塩分を補いつつ時折ポカリを飲んでいるそうです。

個人の体の状況は差があるので、「絶対薄めたらダメ、薄めていい」では無くて、暑くて汗をかいたら体がどうなって熱中症になるのかを知って、だったら適切に対処するという考えで動きたいものですね。

たくさん汗をかく前やかいている時はポカリは薄めず飲む、クーラーがついている家で生活している時は薄めて飲むなどは問題ないと私は思います。

 

ちなみに自分で水分を摂れない状況は重度の熱中症が疑われますので、一刻も早く病院です。

 

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今回のまとめ

以前にメディアでポカリを薄めて飲むことを話していた方がいらっしゃったようですが、それはポカリの効果を最大限に発揮させる方法とするならば間違いと言えます。

飲みすぎなければ糖尿病のリスクが上がることもありませんので、正しい知識を持ってポカリを飲みましょう!

何でも「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

そして赤ちゃんは幼児食に移行した1歳前後くらいから通常のポカリOKです。

離乳食期や、まだ離乳食にも到達していない乳児に関しては生後3ヶ月から飲めるビーンスターク ポカリスエットというものもあります。

頻繁に飲ませるものではありませんが、汗のかきやすい暑い季節でもありますので1〜2本程度は常備しておいてもいいかもしれせんね!

幼児食に移行したお子さんがポカリなどの清涼飲料水を飲むことでお茶やお水を飲まなくなってしまうのでは?味をしめてしまうかも…と心配の親御さんには経口補水液という手もあるようです。

OS1などの経口補水液は、脱水に近い状態や脱水状態に陥ってしまった場合にはおいしく感じますが、そうでないときは若干塩味が効いていて、おいしいと感じにくいです。

そのため、普段のお茶やお水とも併用しやすいので、むしろある程度の月齢のお子さんにはこちらを飲ませる方がいいかもしれませんね!

ただ、OS1は飲ませることのできる月齢は明確に決まっておらず、ミルクが飲めるのであれば飲用可能なようですが、生後半年未満のお子さんに関しては念のためかかりつけ医に相談した方がいいですね。

どうでしたか?^ ^

まだまだ暑さが厳しい季節で、コロナの関係で屋内で過ごすことも増えます。

屋内こそ熱中症のリスクも上がるので、ポカリの正しい知識を得て活用しましょう!

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