夏の大敵といえば…そう、蚊!ですよね。
寝ようとすると耳元に集中的にプ~ンと飛んできてもう気になって気になってイライラしますよね。
今回は蚊の習性を知りつくして対策できるようにまとめました!
- 蚊が耳元に来る理由
- 蚊の羽音が不快な理由
- 電気を消すと来る、電気をつけるといなくなる理由
- 寝る前にできる対策3選
ぜひ夏の安眠に活用してください^^
もくじ
蚊が耳元に来る理由は、蚊の習性に関係していた
集中的に顔ばかり狙わなくてもって思いますよね。
そもそも蚊はなぜ耳元によって来るのでしょうか。
実は蚊が顔ばかり狙うのには理由があります。
蚊は二酸化炭素を頼りに耳元に寄ってくる習性がある
蚊は血を吸える生き物の判断として「体温・匂い・二酸化炭素」を材料にします。
二酸化炭素のより濃いところに集まる習性があるため、必然的に口の周り、顔の周辺に集まるということになります。
ただ体からも二酸化炭素を出していますので、意外と顔以外のところにも蚊は飛んでいってるんですよ。
プ~ンという音が聞こえなくなるため、気づいていないだけという場合が多いようです。
蚊は体温が高い人により寄ってくる
蚊は体温が高い人、また汗の匂いに寄ってくる習性があります。
人間は寝ている間に大量の汗をかきます。
特にお酒を飲んでから寝ると体温も高くなり汗をたくさんかくので、蚊が集まりやすいので要注意です!
つまり蚊に刺されやすい人は、体温が高くて汗をかきやすい人と言えます。
さらに口を開けて口呼吸で寝ている人にも集まりやすいようですよ。
蚊のプ~ンという羽音が不快でイライラする理由
<歩いてきやがれ>
蚊の音に起こされる不快感。
#今日のしろめ #しろめちゃん pic.twitter.com/WohWNIN8yz— 「しろめちゃん」公式 (@shiromeofficial) August 2, 2016
蚊の特徴のプ~ンという音。
寝ているとどこからともなく、耳元でプ~ンプ~ンと・・・。
手ではらってもすぐにまたと近づいてきて、もう!となって眠れなくなった経験は誰にでもあるんじゃないでしょうか。
そもそもプ~ンという不快な音は蚊の鳴き声ではなく羽の音です。
蚊は1秒当たり300回~600回も羽を震わせるためにあの音が出ているんですね。
でもほかの昆虫も羽を震わせて音を出したりするのに、蚊の羽音だけがなぜあんなにも不快なのか気になります。
調べてみると蚊の羽音の周波数に関係がありました。
人間の耳は20~2000㎐それは程の音域を聴き取ることができるのですが、蚊の羽音は大体350~600㎐といわれています。
まず人間の耳にとてもよく聞こえる周波数のためやけに耳についてしまうというわけ。
さらにやっかいなことにこの蚊の周波数は人間にとって「ピンクノイズ」と呼ばれる不快なドンズバの高さ。
蚊の羽音はプーンと一定の音ではなく、プ~ンと振幅が周期的に変化する音をだすため、これまた耳に残りやすく人間にとってすごく不快なのだそうです。
蚊の羽音はすべてにおいて不快でしかないのです。
蚊が電気を消すと寄ってきて電気をつけると消える理由
蚊が電気を消すとプ~ンと耳元に寄ってきて、電気をつけてみると蚊の姿はなく・・・また電気を消して寝始めるとプ~ンと不快な音が・・・。
蚊に振り回されてイライラうんざりしますよね。
一体、電気をつけると蚊はどこにいっちゃうのでしょう?
そもそも蚊は暗いところが好きな虫です。
なのでピーカン照りの昼間より薄暗くなった夕方に活発に動き始めるし、電気を消して寝ようとした後に寄ってくるのです。
昼間に家にあまり蚊がいないのは本当にいないか、もしくは家具などの物陰に隠れているんですね。
だから蚊がいると思って電気をつけるとすぐにタンスの後ろやテーブルの下などの物の陰に隠れてしまうというわけ。
個人的にはベッドの下とかベッドと壁の間とかに行ってると思います!
寝る前に出来る!蚊に刺されにくくするための対策3選
蚊の習性を紐解いてきましたが、何となく蚊に対抗する作戦のヒントが分かってきましたね!
それらを踏まえて蚊が動き出す寝る前にできる対策をご紹介していきます。
寝る数時間前に蚊取り線香やワンプッシュ駆除剤等を使っておく
寝る前に蚊取り線香の煙を部屋に充満させることで、物陰に潜んでいる蚊を退治できます。
ポイントはなるべく部屋の隅まで煙を送るために、扇風機で風を循環させること。
私はちょっとの間部屋を閉めてその後風をまわしています。
(火には注意!)
でもあの匂いや煙が苦手な人もいると思うので、そういう場合はワンプッシュの駆除剤も効果的ですよ!
スプレーで火の心配がないので私はこちらを使うことが多いですね。
これは部屋にシュッとして完全に閉じておきます。
私はごはんの支度の前に寝室を締め切ってこれをシュッとしておきますよ。
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これを使いだしてから蚊が来ることが少なくなった気がするので効果があると思っています。
体感としては〇ープ〇ットとか〇ー〇ットより全然効果ある気がします。
蚊が嫌いな匂いのアロマを利用する
どうせならいい香りで癒されつつ、蚊も退治出来たらいいなという方はアロマもおすすめ。
実は「ゼラニウム」というアロマが蚊が嫌いな匂いだそうです。
ゼラニウムにはシトロネロールという香り成分が含まれていて、防虫剤にも使われている虫よけ効果があるものなんです。
蚊は特にこのシトロネロールが嫌いな匂いなので、ゼラニウムのアロマオイルを使うと蚊を寄せ付けない効果が期待できますよ。
ただ注意することとして、生のハーブの状態では蚊を退治できるほどの匂いが期待できないらしいです。
アロマオイルはハーブを濃縮して作っているので匂いも濃縮されており効果大なので、アロマオイルを使用することが必須ですね!
ゼラニウムのアロマオイルで手作りの虫よけスプレーを作ることもできます。
【ゼラニウムスプレーの材料】
- 無水エタノール5㎖
- ゼラニウムオイルを10~15滴
- 精製水45㎖
すべてを混ぜてスプレー容器に移せば出来上がりです。ぜひ作ってみてください。
家の周りの蚊が発生しそうな水たまりをなくす
蚊は水辺に産卵します。
ほんの少しでも水が溜まっていれば産卵することができどんどん蚊は増えてしまうって知ってましたか?
なんとこんなちょっとの水たまりにも蚊は産卵するんですよ。
- 空き缶の中のちょっとの水
- タイヤの溝にたまった雨水
- 鉢植えの水受け皿にたまった水
蚊の産卵を防ぐためには家の周りの蚊が産卵できそうな水たまりをなくしてしまえばいいのですね!
なので夏が来る前に家の周りをきれいに掃除しましょう。
むしろ最近は暑くなるのも蚊が出るのも早いですから、春先に暖かくなったらでいいかも。
外やベランダなどある程度濡れてもかまわない場所の鉢植えはむしろ水受け皿は撤去してしまったほうがいいですよね。
夏は雨が降ることも多いので、水がたまりそうなものは片付けるようにしましょう。
今回のまとめ
今回は夏の大敵蚊について詳しく調べてまいりました。
蚊がなぜ耳元に集中的にくるのか、電気をつけると消える謎、蚊の効果的な退治方法など、少しでも蚊のことを知ることで、蚊に刺されることなく夏を過ごせたらいいですね。
そのためには、蚊の好む水たまりは絶対になくすこと!!
私もさっそく家の周りを確認してきれいに掃除したいと思います。
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