カルロスゴーン氏の問題でゴーン氏に名指しされた5名のうちの1人が豊田正和さんです。
ゴーンさんが元日産で、豊田さんというお名前なので「トヨタ自動車関連の人なの?」とちょっと混乱しますよね。
今回は豊田正和氏の経歴・学歴などプロフィールをまとめ、トヨタ自動車と関係があるのか調べてみました。
豊田正和の経歴プロフィールと顔画像
#ゴーン 氏の会見、延々と主観が述べられて全然論理的じゃないし証拠も新事実もない。
つまらないー「俺を裏切った奴ら」も想定の範囲内
西川広人、川口均、今津英敏、豊田正和 pic.twitter.com/k3ojnXzBTV— MMR (@demonstrandu) January 8, 2020
- 名前:豊田正和(とよだ・まさかず)
- 生年月日:1949年(昭和24年)6月28日
- 年齢:71歳(2020年で72歳)
- 出身地:東京都
- 職歴:通商産業省、内閣官房参与
プロフィールを見ると分かる通り、豊田正和さんは通産省(現:経産省)の元官僚です。
官僚から内閣官房参与と出世されていますね。
内閣官房参与とは総理が任命する役職で、官僚のほか議員や有識者がなることもあります。
豊田正和さんが内閣官房参与時代の総理は福田康夫さんと麻生太郎さんですので、自民党とのつながりは確かに深いと言えるかもしれませんね。
政府とつながりもあり、通産省出身ということでゴーンさんには思う所があるのかもしれません。
内閣官房参与後は大企業の社外取締役を歴任されています。
まぁいわゆる天下りと言えます。
- 一般財団法人 日本エネルギー経済研究所:理事長(2010年~)
- 日東電工株式会社:社外取締役(2011年~)
- キヤノン電子株式会社:社外取締役(2015年~)
- 株式会社村田製作所:社外取締役(2016年~)
- 日産自動車株式会社:社外取締役(2018年~)
日産の社外取締役は2018年からですね。
ちなみに社外取締役は外部からの視点で企業や経営状態をチェックする役割があります。
豊田正和の学歴がスゴイ
豊田正和さんは東大法学部の出身です。
東大卒業後はアメリカのプリンストン大学WWS行政大学院でMPA(公共経営修士)を取っています。
東大は言わずもがな、プリンストン大学もアメリカで8番目に古く伝統ある大学です。
なんとアメリカの国内大学ランキングでは1位の大学なんですよ。
難易度はハーバード、イエールと並びビッグスリーと言われています。
豊田正和さんの経歴・学歴から言って法律や経営には精通していると思われますので、ゴーンさんの手の内なんかもかなりわかっているのでしょうかね?
豊田正和とトヨタ自動車や豊田章男と関係はない
豊田正和さんが元日産のゴーンさんに「クーデターを起こされた」と名指しされている経緯もあって、豊田正和さんとトヨタ自動車に何か関係があるのかな?と思われた方もいらっしゃるでしょう。
実際には豊田正和さんとトヨタ自動車および豊田章男社長との関係はありません。
同じトヨダという苗字ですが親族関係でもないと思われます。
wikipediaに掲載されている豊田一族の家系図を見ても豊田正和という名前が無いですし、豊田一族は多くが愛知県や東海地方の出身です。
豊田正和さんは東京出身ですし、これまでもトヨタ自動車に入ったこともないです。
今回のまとめ
- 豊田正和は元通産相(現:経産省)の官僚
- 官僚から内閣官房参与に出世
- 数々の大企業の社外取締役を歴任
- 東大やアメリカでハーバードと並ぶプリンストン大学の学歴があり超優秀
- トヨタ自動車や豊田章男社長との親戚関係はないと思われる
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